日経平均の行方

欧州のドイツ銀行の破綻が囁かれている中、ドイツへの不信感とISMの結果の不振もマイナス材料として世界的に全株価が下落基調となっています。その煽りを受けてということもあり、日本の日経平均も下落しその下落に歯止めがかからない状況であるのです。

 

日経平均は月足の下支えなし

日経平均のチャート、月足で見ると上昇気流に乗りずっと登り調子であります。
しかし一目均衡表との乖離率は高く、登ってはいるのですが、その雲の上限は非常にもろく、地盤がぐらついているような状態であり、いつ崩れてもおかしくないような状況であります。月足という長いスパンでは見ているものの、たとえ月足であったとしてももはや上限に張り付きすぎという状況であり、なかなか下がらないのが不思議なほど株価が釣り上げられている状態であります。個別株であればこのような動きをしているのは、よほどの材料がない限り説明がつかないようなチャートであると言えるのですが、ファンダメンタルの角度からこのように見える日経平均の月足、もう崩れるのも時間の問題というのではないでしょうか。

日経平均は週足21000円を割ると下支えなし

日経平均を今度は週足の角度から見てみましょう。一目均衡表の雲の中にすっぽりと混んでいる現在の株価、これが21000円を割ると厚い雲の下に出てしまいます。こうなれば株価は下がるのは必至であり、どうしても雲の下限が上値となり強い下向きの力が働き株価が下落する一方であります。
ですのでこの21000円というのがひとつの目安でありこの21000円を下回るととたんに下方向への力が働き出すでしょう。このようにファンダメンタルから見て日経平均株価は決して安定しておらず、明らかに危険水準となっております。現在21350円付近をうろうろしていますが、これがもし21000円を下回るようであれば危険だと言えるでしょう。

日経平均は日足は21000円で雲の上限に入り20700円抜けると下がる

最後に日経平均を日足で見てみましょう。短いスパンですがこちらも危険な位置にあると言えます。一目均衡表は20700円から21000円の雲を形成しており、今は21300円付近とこの雲の少し上でふわふわしている状態です。もしこの雲を突き抜け21000円を割り週足の力により下の力が働き、その力により20700円を抜けるとすると、もう支える雲がなくなり、月足、週足、日足と支えているものはすべてなくなります。要するに一目均衡表がマイナスに作用し雲の支えというものが全くなくなるような状況になります。つまりこの20700円が最後の支えであり、この線が抜けるとあっという間に桶の水風呂釜の水はなくなってしまうでしょう。

まとめ

甘利ラインと呼ばれる13000円も視野に下落していくような状況を今か今かと待っているような状況であります。つまり今は非常に危険な状態と言えるでしょう。多くの人はこの攻防をつゆ知らず、経済など無頓着なのですが、今は凄い攻防戦が繰り広げられていると思って間違いないです。

Posted by ななぴ